A型肝炎・B型肝炎
急性A型肝炎
症状
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感染経路・潜伏期間
潜伏期間は1ヶ月間。アナルをなめたり、触れた性器や指をなめる行為で感染します。感染力が強く、感染している人との密な接触で感染することがあります。
治療法
安静。必要があれば点滴や内服による治療が行われます。入院になることもあります。
急性A型肝炎は慢性化することはなく1ヶ月から2ヶ月後に回復致します。感染を予防するには、ワクチンを接種することが最も有効です。 |
急性B型肝炎
症状
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感染経路・潜伏期間
潜伏期間は2ヶ月~3ヶ月間。膣性交、アナルセックスにより感染します。感染している人の血液の他、精液や唾液、便の中にも少量含まれている為、オーラルセックスやキスで感染の可能性もあります。
治療法
安静。必要があれば点滴や抗ウイルス薬による治療が行われます。入院になることもあります。
3ヶ月から4ヶ月後に回復します。しかし、稀に重症化したり、慢性のB型肝炎に移行することがあります。セックスの際にコンドームを使用することにより感染のリスクを低くできますが、予防にはワクチンを接種することが最も有効です。 |
A型肝炎・B型肝炎を予防するには?
A型肝炎とB型肝炎はワクチンにより予防することができます。ワクチンは3回接種する必要があります。接種は、1ヵ月後、半年後に3回注射します(健康保険適応外)。
料金
急性A型肝炎の場合
初回、1ヶ月後、半年後の3回皮下若しくは筋肉注射、値段は1本約6,000円~10,000円ですが、施設によって異なります。
急性B型肝炎の場合
初回、1ヶ月後、半年後の3回皮下注射もしくは筋肉注射、値段は1本約4,000円~6,000円ですが、施設によって異なります。
医療機関
A型肝炎、B型肝炎のワクチン接種は次の医療機関で行うことができます。ワクチン接種は予約制ですので、電話でお問い合わせください。